さて。
先日、高校生次女が「次の(日曜)休みはバイクで出かける?」と聞いてきて。
私「特に予定はないけど。てか運転手がそろそろバイクでお出かけ寒いって言ってるし。笑」
次女「リビングのテレビで映画のDVDを観たいのよね」
居てほしいのかな?と思いきや「逆」だったww
暗に「追い出す感じ」だったww
概ね2〜3時間、貸切希望だそうで、それを旦那さんに伝えたところ
旦那さん「岡崎あたりぶらっと走るか。お昼もそのあたりでまた蕎麦とか食べる?」
私「和食の定食が食べたい」
旦那さん「じゃあ蹴上に行く時、何回かご飯食べたあのお店に行こうか。定食もあるし」
私「・・・(思い出し中)」
旦那さん「いつも立ち寄る喫茶店の向かいあたりの」
私「あー!」
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そう、岡崎〜蹴上方面へは毎年春、旦那さんと行っていて、なぜなら、京都市上下水道局の蹴上浄水場が5月のGW中に一般公開され、その場内いっぱいに咲くつつじを観に行けることが、私のモチベーションなんですよね。
というのも、蹴上浄水場は明治時代、山を切り拓いて造られたため、敷地内がずっと登り坂になっていてけっこうキツく、あそこを今年も上りきれるか?っていう、体力試し的な。笑
その「蹴上のつつじ」一般公開も、春先の緊急事態宣言、イベント自粛要請下において中止となったので、今年は行けませんでしたが。
余談ですが、蹴上(けあげ)という地名の由来には諸説あり、
京の七口のひとつ、東海道から続く「粟田口」に、江戸時代より前からあった「粟田口刑場(蹴上の先にある九条山)」にて処刑される罪人が処刑を嫌がって歩かないのを、役人が蹴り上げながら歩いた一帯だから、とも、
さらに古くは、平安時代末期、源義経(牛若丸)が神社参拝の折、平家の集団とすれ違った際、馬が泥を蹴り上げて義経の着物が汚れたことを謝らなかったので、その場で斬り捨てたことから、とも、伝えられています。
まあ、蹴上に限らず、京都のまちにはあちこちそうした 因縁の場所 があるのですが。。
また、粟田口といえば、現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主役・明智光秀が本能寺の変のあと、山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れ、秀吉の命で遺体を磔にされた場所でもあります。※伝説
明智光秀 関連記事 hurrah.hatenablog.com
話は戻り、というわけで
バイクで走りがてら、何回か行ったことがある東山三条の和食屋さんで、お昼ご飯をいただきました。
お食事処 明日香
【リンク】
どれも美味しそうなメニューがたくさんあるので目移りしては迷いつつ、私は天麩羅盛り合わせ定食を。旦那さんは鶏の唐揚げ定食をいただきました。
メインもだけど、小鉢の菊菜のおひたしが美味しかったなぁ。味付けが知りたい。笑
美味しかったです。御馳走さまでした。
食事のあと、ぽつぽつと紅みが残る東山の山ぎわの景色を眺めつつ、平安神宮正面鳥居〜岡崎周辺をぶらりと走りながら見たところ、人出は少なめでした。
コロナの第3波のさなかであること、紅葉が見頃を過ぎつつあることもあると思いますが、何より 寒い ですからね。
以前、北海道の人に「京都の寒さは、寒いじゃなくて『痛い』」と言われて笑ったんですが、京都の冬は、盆地の底冷えが身体の芯に沁みるんですよね。しかも夏には熱気がこもり、蒸して暑いし。
約15年前に、関東から越してきた旦那さんが「京都に来て初めての夏と初めての冬を経験した1年目は、身体がバテて、心が折れそうになった…笑」と言っていたことを、たびたび思い出す。笑
しかしながら、いまコロナ禍は特に、換気がだいじ と言われていますから、お店や施設でも、もちろん家庭でも。
これからまだまだ寒くなりますが、換気も、こまめに続けていきましょう。