さて。先月(3月)は全く記事が進まなかった当ブログですが、また(まだ)昨年夏の話にさかのぼります。
8月のとある休みの日、「久しぶりにあのお蕎麦屋さんに行こう!」ということで、旦那さんの バイクでぴゅーんと
そば処 大膳
ちょうど今、今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、平安(京)時代の話をやっていますが、こちらは、平安京の大内裏の中の「内膳司」があった跡地にあるお店です。大内裏とは、天皇のお住まい(内裏)がある平安宮城で、
以下、お店の紹介文より、
「大膳」という名の由来は、今より千弍百年の昔平安京時代に「大膳職」と申しまして、御所にお勤めする人々のお食事を賄うところであり、現在の丸太町通松屋町附近にありました。
当大膳のあります千本通出水下ル当地は「内膳司」と申しまして、天皇のお食事を御献立するところでありました。
又、現在地は、良質の水が多量に出るので、"出水"と名づけられたとも言う説があります。
"あつかましき事"という前置きが、京都らしいなと思います笑
お店の内装等は、以前、食べに行った時に撮影させてもらった、こちらの記事にて。
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この近辺は、平安京・大内裏跡、また、のちの聚楽第跡(豊臣秀吉が建てた政庁・邸宅・城郭)の区域が重なっていて、通りすがり、住宅地のあいだにぽつんと空き地があるかのようにも見える場所が、実は史跡であったりします。例えば、ここは大内裏の中の「豊楽院」があったところです。
ちなみにこれは、2022年8月、コンタクトレンズの更新で眼科に行った帰り、通りすがりに撮影したものです。自転車でフラリと笑
よく、他県の方から「京都は、まち自体が歴史博物館のようで、ぶらぶら歩いてるだけで楽しい」と言われますが、はい、歴史好きの方には楽しいと思います。私も好きなので笑
私は、やまかけ蕎麦と、ゆかりのおにぎりを。
旦那さんは、ミニそば付き・お楽しみ定食を。
こちらは、白ご飯に、ちりめんじゃこ、明太子、豆腐、ネギ、花鰹が重ねてある丼でした。
美味しかったです。御馳走さまでした。
【リンク】京都市上京区 | そば処「大膳」