さて、去る10月1日、旦那さんとずいき祭に行ってきました。何年ぶりかな…。
コロナ禍で、というわけではなく、その前からもうだいぶしばらく行ってなかったので、本当に久しぶりでした。
道真公御鳳輦
ずいき祭は、平安時代、第60代・醍醐天皇の昌泰の頃、太宰府に左遷された菅原道真公が自ら刻まれた木像を西ノ京の神人が京に持ち帰ってお祀りし、秋の収穫物を供えたことが起こりといわれ、北野天満宮より天神さま(菅原道真公)を西ノ京の御旅所にお迎えし、五穀豊穣に感謝するお祭りです。
御旅所(おたびしょ)でおこなわれるお祭りであることから、古くから地元では「天神さんのおたびのお祭り」とも呼ばれています。
ずいき神輿
「ずいき」とは、京都弁で里芋の茎のことを言い、大小2基の神輿の屋根に「ずいき」を置き、野菜や穀物を飾りに用いて、御旅所の地域の方々が毎年、これらの神輿を作成されています。
10月1日〜4日におこなわれるこのお祭りは、御旅所の近隣学区の小中学生が友達や彼氏彼女と行くのを楽しみにしているお祭りでもあって、私の頃は「小学生の間は保護者同伴、中学生になったら子どもだけで行っていい」という暗黙のルールがありました笑
近隣校の教職員・PTAの方々がパトロールされてるので、先生にばったり会うのも楽しかったなぁ。時間外勤務中の先生方にすれば「皆、遅くまで居ないで早く帰ってくれ笑」だったんでしょうけど笑
そして、お祭り(夜店)といえば、
◯◯焼(まるまるやき)
鉄板の上に並べた丸い型の中に小麦粉の生地を流し込み、天かすや紅生姜、葱などを入れた上に卵を割り、両面を焼いたもの。いわゆる「粉もん」です。
元々は、母が好きで、お祭りのたびに買っていたり、また、私が友達とお祭りに行くときも「◯◯焼、買ってきてな〜」と言われていました。
子どもの頃は、◯◯焼より、たこ焼きが好きでしたが、亡き母の思い出も重なってか、いつしか私も「お祭りといえば、◯◯焼」になりました笑
美味しかったです。御馳走さまでした。
【リンク】北野天満宮
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