さて、約1か月ぶりの更新ですが、ふと思いたち、春日神社を参拝してきました。
そうそう、前回→ 神泉苑を参拝してきた - お出かけブログ ちらりと話しました肋骨のヒビは、おかげ様で完治しました。笑
天長10年(833年)第53代・淳和天皇が譲位され、淳和院(西院)にお移りになったとき、春日(奈良)の四座大神を勧請し、守護神とされたことが起こりです。
淳和天皇の皇女・崇子内親王が疱瘡を患われたおり、春日大神のご威光で、その疱瘡を石に移され(疱瘡石。普段は非公開)快復されたことにより、病傷快癒・厄除けの神様として、皇室から厚く崇敬され、以後、第54代・仁明天皇、第118代・後桃園天皇、第120代・仁孝天皇、仁孝天皇第三皇女・敏宮(桂宮)淑子内親王、仁孝天皇第八皇女・和宮親子内親王、第121代・孝明天皇、等、多くの皇室の方々のご祈祷をされてきました。
そう、幕末期の歴史好きの方はピンと来られるかと思いますが、仁孝天皇の皇女・和宮様は、皇室から将軍家(江戸幕府第14代将軍・徳川家茂)に降嫁されたお姫様で、江戸では大層ご苦労をなさったものの、おふたりは仲睦まじいご夫婦だったと伝えられています。
また、建御賀豆智命が白鹿に乗り、鹿島(常陸国。現在の茨城県)からの長い旅路を無事に終えて、春日の宮居に鎮まられたことから、交通安全・旅行安全を祈る社でもあります。
なお、昨年末、先月と参拝した 大原野神社、吉田神社 も、春日大神四柱を勧請されて祀られています。
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一の鳥居
二の鳥居
拝殿、本殿
奥にあるのが本殿です。
境内図
境内には、多くの摂社・末社があり、幼稚園も併設されています。本殿、ならびに、摂末社神殿前は全て撮影禁止のため、境内図にて。
貞明皇后御由緒・御賜之藤
仁孝天皇・御胞衣塚
御胞衣(おえな)とは「胎盤」のことで、宮中では、皇子女ご誕生の際、皇室ゆかりの由緒ある社寺に御胞衣をうめて、健やかなご生育を祈願される慣わしがあり、その御胞衣塚には、安産・子授け・母子健康など赤ちゃんにまつわる守護、ご利益があるとされています。
特に立て札もなく手水舎の裏にフツーに置いてあった「菊の御紋」の瓦。
ちょwww
大丈夫ですか「御由緒」www
春日神社と、境内摂社・環来(もどろき)神社の御朱印を拝受しました。
【リンク】春日神社 | 厄除け 厄払い 病気 交通安全 京都
というわけで、本日は、病傷快癒の神様のもと「さまざまな病気・怪我の人がよい方向に向かいますように」と、お祈りしました。
また本日は、3度目の緊急事態宣言が東京、大阪、京都、兵庫に発出されることが決定しました…。
これまでの感染拡大防止策を継続しつつ、接種が始まった予防ワクチンなど、できうる対策に取組み、諦めることなく、新型コロナウイルス感染症の収束に努めたいと思います。