さて、先月の話。京都市立芸術大学さんの作品展(卒業制作展)を見に行きました。
この作品展のことを知ったのは、以前、版画展を見に行かせてもらった版画作家の柴田若奈さん(京都市立芸術大学の学生さん)のお母さんが、SNSでシェアしてくれてはったのを見かけまして。
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作品展は、京都市立芸術大学のキャンパスと、京都市京セラ美術館で行われていて、うちからは京セラ美術館が近いので、土曜日の仕事終わりに旦那さんの バイクでぴゅーんと、
京都市京セラ美術館
昔は「京都美術館」と言っていて、2020年のリニューアルにともない、京セラ株式会社が命名権(ネーミング・ライツ)を獲得し「京都市京セラ美術館」と名称変更されました。
10年ほど前から、府・市の多くの施設がこのように企業と契約して名称変更し、例えば、
京都府立体育館→島津アリーナ京都(島津製作所、2013年〜)
京都会館・コンサートホール→ロームシアター京都(ローム株式会社、2016年〜)
京都府立京都スタジアム→サンガスタジアム by Kyocera(京セラ株式会社、2019年〜)
西京極総合運動公園内・陸上競技場兼球技場→たけびしスタジアム京都(株式会社たけびし、2019年〜)など。
私は古い人間なので(←言いかた)旧称のほうが耳慣れていてピンとくるのですが、世界に名だたる地元企業さんの数々が、京都の文化施設・スポーツ施設の存続に文字通り「名乗り」を上げて協力してくれてはることは、ありがたいことだと思います。
美術館内は、こんな感じ。優雅な造り。
絵画や彫刻、染め物など、様々な分野の作品が展示されていて、それから、美術・芸術の歴史を研究した論文などもありました。
また、手に触れたり、撮影することを許可されてある作品もありました。
館内では旦那さんと別行動で(というか、お互い好きに見て回ってるうちにはぐれた笑)帰り際、展示作品について話しながら歩いたのですが、
旦那さん「○○の□□、素敵だったね」
私「え、どこにあった?」
旦那さん「△△、ああいうの好きだなー」
私「気づかなかった」
という会話を何度か繰り返し、
旦那さん「アンタなに見てきたのよww ぜんぜん見てねーじゃん!www」
私「wwwww」
そう、私は「これ」と思ったものをずーっと見続けるクセがあって、その日は、家の模型作品に魅せられて、7割ぐらいの時間その作品を鑑賞することに費やしていた。元々好きなんですよね、家の間取りとか見るのが。
あと、お互い印象深い作品があって、私は「かなしい」と感じたのですが、旦那さんは「つよい」と感じたようで、同じものを見ても感じかたはそれぞれなんだなーと、あらためて思いました。
作品展、おもしろかったです。また行きたい。
お昼ご飯は、美術館に行く前にこちらでいただきました。
このお店は、子どもらが小さい頃に家族でよく食べに来てもいたお店です。いろいろなつかしい。
茄子とモッツァレラのトマトクリームスパゲティをいただきました。旦那さんは、ペペロンチーノを食べてたかな。
美味しかったです。御馳走さまでした。