さて。先日、仕事おわりのお昼で「おうどん」が食べたくなったので、休みで家にいた旦那さんの バイクでぴゅーんと 連れてもらいました。
麺匠 田舎亭
明治43年創業。
外観を撮ってないのですが、田舎亭さんの歴史で特筆すべきは、こちら。
当時のいわれで「熱いうどんを食べて風邪薬を飲むと一晩で風邪が治る」ということで、昔は風邪薬も売っておられたそうで、大正時代のその看板が店内に飾ってあります。
「戦後、法律が変わり、薬を売れなくなったので」とホームページにも記載されているように、今はもう風邪薬の販売はされていませんが、偶然にも私は今、薬(市販薬)の相談・販売に従事しているので「当時の風邪薬はどんなん(成分)やったのかなー」と興味があります。
海老天ぷらのおうどんをいただきました。
うどんの麺は細め、柔らかめ。お出汁は上品な優しいお味。田舎亭さんは天ぷらが別添えで、衣のサクサク感がとても美味しいので、うどんに乗せず、最後まで別々でいただきました。
美味しかったです。御馳走さまでした。
【リンク】京都三条田舎亭
※追記(2022.6.16)
調べてみたら、この「うどんや風一夜薬」の会社さん、現存されていました!
その名も「うどんや風一夜薬本舗」さん。創業当初は「末廣勝風堂」という社名だったのを、うどんや風一夜薬が有名になったので、社名を変更されたそう。
ホームページ内で「うどん屋さんで風邪薬を売っていた歴史と由来」も書かれていて、おもしろかったです。
そして「うどんや風一夜薬」の中身(薬の成分)は、現代でいうところの「解熱鎮痛薬」でした。
【リンク】株式会社うどんや風一夜薬本舗