お出かけブログ

旦那さんの通勤用のビッグスクーターをじわじわタンデム仕様にして(◎させて)お出かけを迫る奥さんのブログです。寺社への参拝記事も書きます。

平安神宮、知恩院を参拝してきた

さて。

「旦那さんの通勤用バイクをじわじわとタンデム仕様計画」の記事はまだ、ちょっと前の話を書いてますが、今日の記事はリアルタイムの記事です。

 

ふと、なにか降りてくるものがあって、平安神宮と、知恩院を参拝してきました。

なお、ド平日の真っ昼間に参ったので、勤務中の旦那さんは今回、巻き込まれていません(笑)

 

平安神宮

御祭神は、第50代 桓武天皇・第121代 孝明天皇

平安神宮御朱印帳を賜りました。

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御朱印
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【リンク】

[公式]Heian Jingu Shrine 平安神宮 | 京都 平安神宮の参拝情報と神前結婚式・七五三など各種ご祈祷、名勝神苑のご紹介

 

華頂山 知恩教院 大谷寺(知恩院

知恩院の集印帳を賜りました。

神社と寺院では、帳面を分けるならわしです。

ちなみに、知恩院はうちの宗派(浄土宗知恩院派)の総本山です。

第107代・後陽成天皇の慶長12年(1607年)、第8皇子・良純法親王が門跡となられて以来、皇室からの入寺が相次ぎ、明治維新まで門跡寺院として存続しました。

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御朱印
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(おまけ)

門主、こ、これは一体…… 

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【リンク】

浄土宗総本山 知恩院

 

ーーーとまあ、こんな感じで今日の記事は終わる はずだった。

 

いやー、ちょっとねぇ…

お参りして澄んだ心が連続でバク転していきそうなぐらい、びっくりしたことがありまして。

 

先ず、地下鉄を降りて、通りを曲がり、平安神宮の鳥居前の神宮道に出た瞬間、私は

「うわ、マジか」と声を上げた。

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誰も居ねえ……

車も走ってねえ……

 

もう何十年と京都に住んでいるが、この道のこんな風景は初めて見ました。

「もう何十年と」言いかた。中年てバレる。笑

普段なら、てか今までは(コロナ前)どんだけアングルを工夫しても観光客が入ってしまうぐらい、人が歩いてたんですよ、この道…

 

そして、平安神宮の境内に入ると、

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がら〜ん……

 

「がら〜ん」としか言いようがないほどの、がら〜ん……

「がら〜ん」とは、まさにこういうことなのだ。

 

四ヶ所ある社務所(お札やお守り、御朱印をいただける)は三ヶ所が閉鎖、一ヶ所だけが開けてあった。

…そら、この状態で、四ヶ所とも開けておく必要はないもんな……

 

そして参拝を終え、知恩院さんへと南下する市バスに乗るも、

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まさかの貸し切りバス。

 

えーっと、これ、市バスで合ってますよね??

「誰でも乗っていい、京都市交通局の市バス」で合ってますよね??

えっ。なに??

なんか、乗ったらあかんバスに乗ってる??

誰か、なんか、借りてはるバスやった??

 

動揺のあまり、降りるときに支払う運賃をなぜか一枚ずつ、ゆっくりと運賃箱に投入した。

 

ありがとうございました……

 

そして、しばらく歩き、知恩院に着きました。

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見た!

見たわ!!

さっきも、この「がら〜ん」見たわ!!

 

本堂ではちょうど、法要の読経をされていて、そこにはちょっと人も上がってはったけど、門をくぐってから本堂までの長い石階段を

誰にも会わず、たった一人きりで登りきった。

 

こんなことある……?(震え声)

 

そして、お参りを終え、知恩院さんを出てしばらく北へ向かって歩き、ふと、東大路通を振り返ると、

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えーーっ!

うそやろ?!

ここ、祇園ですよね……?

 

だーれも歩いてない中、タクシーもなんにも走ってない中、さらに、

「京都の 河原町祇園清水寺界隈の観光は、市バスに乗るな」と広く伝わっているほどぎゅうぎゅう詰めになる、岡崎・祇園ルートの市バスが 無人客、或いは片手で数えられるほどの乗客しかおらず、走り過ぎていく。

ああ…

さっき私が「貸し切りバスか?」と思いながら乗ってたバスは、外から見るとこうなのか……

 

 

私は、地元(地域)の方を対象とした仕事(市販薬の相談・販売)をしているので客数は減っておらず、観光がヤバいとは聞いていても、実感としてピンときていなかった。

ほぼ毎日ぐらい、観光途中で立ち寄られていた海外からのお客さんが、3月以降、皆無になったのは感じてたけど「まあ、入国を規制してるから、そりゃそうか」って感じで、それよりだんぜん地元のお客さんのほうが多いので。

 

だが、これは、、

「京都は、干上がるんちゃうか」と言われてるのがわかる、、、

 

「土日ではなく、平日やから?」っていうのはあるかもしれない。

でも、平日でも、ここまでのことはない。

てか、平日も休日もわりと関係なく、オールシーズン、常に人で溢れている(いた)のが、京都の街中の観光地なのだ。

緊急事態宣言解除後、しばらくしてから、嵐山を通りすがったことがあった。(通勤用にしてはるのをじわじわとタンデム仕様にしている旦那さんのバイクで←)

そのときは、少ないながらもちょっと人出も見えたので、観光客が戻ってきてるのかなーと思ってたけど、今日のこの様子を見たら、やっぱ全然なんやな…と。

まあ夏場は暑いから、街中よりも涼しい郊外や川辺に行こうってなって、嵐山には人出も見えてきてたのか?

熱中症のこともあるし、今年はさらにマスクもしてるし、街中には人が戻りづらいのはあるかもしれないな、と思ったり。

 

今日、ふと「なにか降りてきて」、平安神宮知恩院さんへ参ったのは、なんか呼ばれてたのかな、と思った。

 

今、これを見に来い、と。

 

 

あまりの衝撃で呆然としながらの、自宅までの帰路。

今日は地下鉄と市バスで移動したんだが、そういえば、日本語・英語・中国語の三ヶ国語でのアナウンスが流れるのが、近年、駅でも車内でも当たり前になってたけど、いずれも、以前の「日本語だけのアナウンス」に戻っていたことを あっ と思いだした。